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あんなこんなエロ短編集
第22章 夏祭り

待ち合わせ時間まで何をするわけでもないが、
そわそわ落ち着かない。
ピンク色で統一したベッドに腰をおろす。
クマのぬいぐるみを抱きしめ、
スマホで自撮りをした。
「夏!………大好きな人と出かけてきま……す…」
若干の加工を施し、画像をSNSにアップした。
気持ちが跳ね上がる。
直ぐ「いいね」の数が増えて行く。
友達は皆自分のことで忙しいし。
「あつーい」
気持ちが逸っているからか、
体が熱い。
ーーー早めに行くか。
家に居ても仕方ない。
「ママ~、花火大会行ってくるー」
階段を降り台所に向かって叫び、
草履を履いた。
ドアを開くと熱気が体にぶつかってきた。
ぶつくさと文句を言うママをスルーし、
葵衣は駅に向かう。
そわそわ落ち着かない。
ピンク色で統一したベッドに腰をおろす。
クマのぬいぐるみを抱きしめ、
スマホで自撮りをした。
「夏!………大好きな人と出かけてきま……す…」
若干の加工を施し、画像をSNSにアップした。
気持ちが跳ね上がる。
直ぐ「いいね」の数が増えて行く。
友達は皆自分のことで忙しいし。
「あつーい」
気持ちが逸っているからか、
体が熱い。
ーーー早めに行くか。
家に居ても仕方ない。
「ママ~、花火大会行ってくるー」
階段を降り台所に向かって叫び、
草履を履いた。
ドアを開くと熱気が体にぶつかってきた。
ぶつくさと文句を言うママをスルーし、
葵衣は駅に向かう。

