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あんなこんなエロ短編集
第4章 彼女は女神サマ
ーーー「あん!圭太さん……すきぃっ、あんっ」



結菜の左脚を抱えるように持ち上げ



ぐいと腰を押し込んだ。



結菜の赤い唇から涎が垂れて艶かしい。



彼女はもう痙攣し、



ソコは俺を締め付けてくる。



(くっ!すげーこの子……)



「あっあっあっあっあっ……あーっ!!」



結菜が叫ぶように喘ぎ、ガックリとベッドに倒れた。



こんなにラブラブになれるなんて。




次の日も俺は背中に羽が生えたように軽やかで、



しかし仕事に集中している。



「おお!良いじゃないか長谷部くん。



今月はこれを通しておく」



課長がにこやかに笑い、頷いた。




企画書が通った!




隣で能瀬が嫌な表情をしているのが見えた。



何とでも思え。




結菜は女神だ。




俺の前に現れた、幸福の女神サマ。




昼休みにいつもの定食屋へと向かった。




「おーい長谷部!待てよ~」




能瀬だ。




「一緒に食おうぜ」




カラカラ……扉を開くとついてくる。




「どうしたわけ?突然バリバリ働き出してさー」




左隣に座る能瀬。




「俺も頑張る時が来たんだよ。あ、オヤジさんアジフライ定食ね」




胸を張って言ってやった。




「じゃあ俺は煮魚定食。




ふーん?………まさか、女か?」




鋭い。




当たっているが、素直に『そうだ』と言いたくない。




「いや?俺も気合いを入れたらどうなるかと思ってさ」




「そうか…………。あ、魚美味いなこの定食屋」




昼食時とあって似たようなサラリーマンたちで混んでいる。



『………が分かりました。


全国に指名手配したのはキザキタカヒロ容疑者32歳と



オオキユイナ容疑者25歳。



二人は依然逃避を続けており、警察は逮捕次第三件の



殺人事件の関連を調べる方針です』



テレビを見た。ーーーーー何気なくだ。



「は?」俺は箸を落としてしまった。



右隣のサラリーマンがこちらを見遣る。


















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