この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第34章 君に逢いたい

「ここか。
なゆたんが監禁されてるのは……
26階って言ってたな。
よし!行くぞ」
タクシーから飛び降り意気込む。
「ちょ、ちょっと困りますお客様!!!
代金を受け取っておりませんよっ」
タクシー運転手は慌てて車から降りる。
「チッ………
せっかくのヒーロー登場場面に、
邪魔者が!!
これでも持っとけ」
雄大はジャージのポケットから万札を数万ポイっ
と投げた。
諭吉がシワだらけでくしゃくしゃになっている。
無銭乗車だと思った運転手は拍子抜けし、
「あっ…………多すぎますが………」
比較的近い場所だったのだ。
「釣りはいないよ?」
髪をかき上げ爽やかに言う雄大。
運転手はゾッとしながらも「あ、
ありがとうございます!」
と再び運転席に逃げ込んだ。
ーーー雄大はエントランスを眺めたが、
真新しくもなく古すぎもしないマンションで
多重ロックはなくそのまま入れた。
「な~~ゆ~~み~~、
かわ~~いい~~なゆったんッ♪♪
今~僕が~助けにッ、行く~~よ~」
26階で降りた。
が、部屋番号を聞いていない。
「あの黒ドレス!!!
さては嫉妬のあまり部屋番号を隠したな!!
許せない!!」
戻ってもう一度首を締めようかと考えたが、
そうするとなゆたんとの逢瀬が更に遅くなる。
思案していると、
メガネをかけたスーツ姿のサラリーマンが
エレベーターから降りてきた。
なゆたんが監禁されてるのは……
26階って言ってたな。
よし!行くぞ」
タクシーから飛び降り意気込む。
「ちょ、ちょっと困りますお客様!!!
代金を受け取っておりませんよっ」
タクシー運転手は慌てて車から降りる。
「チッ………
せっかくのヒーロー登場場面に、
邪魔者が!!
これでも持っとけ」
雄大はジャージのポケットから万札を数万ポイっ
と投げた。
諭吉がシワだらけでくしゃくしゃになっている。
無銭乗車だと思った運転手は拍子抜けし、
「あっ…………多すぎますが………」
比較的近い場所だったのだ。
「釣りはいないよ?」
髪をかき上げ爽やかに言う雄大。
運転手はゾッとしながらも「あ、
ありがとうございます!」
と再び運転席に逃げ込んだ。
ーーー雄大はエントランスを眺めたが、
真新しくもなく古すぎもしないマンションで
多重ロックはなくそのまま入れた。
「な~~ゆ~~み~~、
かわ~~いい~~なゆったんッ♪♪
今~僕が~助けにッ、行く~~よ~」
26階で降りた。
が、部屋番号を聞いていない。
「あの黒ドレス!!!
さては嫉妬のあまり部屋番号を隠したな!!
許せない!!」
戻ってもう一度首を締めようかと考えたが、
そうするとなゆたんとの逢瀬が更に遅くなる。
思案していると、
メガネをかけたスーツ姿のサラリーマンが
エレベーターから降りてきた。

