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あんなこんなエロ短編集
第34章 君に逢いたい
「なゆみ!!


どこだよー!」のっしのっしと室内をうろつきまわ


る。


ふと風の気配を感じた。


風が入ってきていた。


雄大は奥へ向かった。


やはり一番奥はリビングのような広い部屋で、


開いた窓の向こうでサラリーマンが焦っている。


その隣にいる、


美しい髪の痩せた女は…………


「なゆみ!!!


なゆみじゃないかっ!!!


やっと逢えたァァァァァ」


叫びながら突進すると、


サラリーマンが『早くしろ、


隣へ逃げるんだっ』となゆみを押している。


「逃げろだって??


お前がなゆみを監禁したんじゃないかァァァァァ」


雄大は怒り心頭だ。


このサラリーマン、


なゆみを監禁し性暴力を働いた挙げ句


自分が逃がしてやるとヒーロー気取りだ。


「許せん!!


今宵はなゆみとのラブラブnightだったはずな


のにお前が壊したんだ」


サラリーマンのワイシャツを引っ張ると、


痩せた体はひょいと雄大に持ち上げられた。


「うわっ………何する気だ!?


なゆみ、早く逃げろ」


「未だヒーロー気取りか!!


貴様のような奴が一番嫌いだ!!


こうしてやる」


雄大はサラリーマンを室内に放り投げた。


「ぐえっ」


背中を打ちつけ、


サラリーマンは起き上がりながら


「君……は………、


一体何なんだ!!!


なゆみは僕の妻なんだぞ。


病気のお母さんに送金するために夜の蝶として


働いただけだっ」


と喘ぎ喘ぎ言う。



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