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あんなこんなエロ短編集
第35章 禁断の蜜~先生に貫かれて~
「んあっ、ああん!あっ、あっ!


……………ふぐっ」


口を塞がれた。


相川の目があたしをじーっと見る。


舌は口内をまさぐる。


「んんー、んー、んー」


見ながら腰を動かし続け、


貫ぬかれているあたしは快感からたまらず


瞳をつむり相川の背中に手を回ししがみつい


た。ああ、口も下も繋ってるのにーーーーーーー


相川は素早く唇と腰を離し、


「……くっ……」


と眉間にシワを寄せてあたしの太股に


放出した。


いきなり抜かれたあたしの奥は痺れたようになり、


「あっ……あっ……ああっ!」


遅れてやわらかな絶頂を迎えた。







*********************


起き上がり互いに服を直す。


あたしは相川を睨んだ。


相川はタバコに火を付け気持ち良さそうに


吸うと、


かけたメガネの奥で嗤う。


「何だよ?


性奴隷みたいでご不満か?


でもお前もイったじゃん」



「……………だけど、」


相川は左手の掌をあたしの顔に晒し、



「俺らはそういう関係じゃなかったか?」



「……………………」



そう言われると何も言えなくなる。



彼の左手の薬指には輝く指輪が光っている。


「…………わかってる。


だよね。じゃああたしこれで」


嫌な気持ちになり去ろうとすると、


背中に


「好きだよ、しづか」


と相川の声が飛んできた。


聞こえないフリをして部屋を後にした。





























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