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あんなこんなエロ短編集
第9章 恋

ーーーーー「ただいま」
アパートの階段を上がり、部屋の扉を開けた。
「おかえりー。
飯できたとこだよ」
晴喜(はるき)が丼をテーブルに運んでいた。
「わぁ、何なに?!
アボカド丼??」
三久ははしゃいで手を洗い、ソファーに座った。
並んで食べる。
晴喜が作る丼ものは、どれも野菜が多くてヘルシーな
うえ美味しい。
付き合って2年、同棲して1年。
春先に互いの実家に挨拶に行った。
このまま行けば私たちは冬には家族になる。
「ごはん付いてるよ、みく」
晴喜が三久の頬に指を伸ばし、
米粒を掬う。
視線が重なる。
2人は箸を置き、
同じ味のする唇を寄せ合った。
三久は目を閉じる。
暗闇のなかに浮かぶのは、『彼』の指。
『彼』の肩、『彼』の腕ーーーーー
それらが私に被さってくる。
「ん………」
「三久、ベッド行こう」
『彼』の後をついていく。
いや、わかってる。
晴喜は晴喜だ。
この人は『彼』じゃない。
だから、こっそり想う。
一糸纏わぬ姿になり、幾度となく重ねた体を深く繋げ
ても…………
「あっ、あんっ………」
晴喜は三久を上にして繋がるのが好きだ。
だから三久はいつも愛撫のあと
仰向けになった晴喜に跨がり、
長い髪を揺らして腰を振る。
きっと下からだとより淫らに見えるんだろう。
「三久、みく…………」
ベッドがぎしぎし軋む。
『彼』が私を呼ぶとしたら、
甘く掠れた声はどう届くだろう?
みく、みくっ………
みく、かわいい………
『彼』の焼けた腕が三久の乳房を掴み、
突起を弄り回す。
かと思ったら繋がった部分前側を親指で
擦ってきて。
「はぁぁん!!そこ、らめぇっ」
『もっと乱れて。もっと哭いてーーー?』
『彼』は三久を煽る。
腰を押し上げ、
下から突かれた三久は悲鳴に似た
喘ぎを出して応える。
『彼』の厚い胸に手を置き乳房を挟んで
三久も煽る。
アパートの階段を上がり、部屋の扉を開けた。
「おかえりー。
飯できたとこだよ」
晴喜(はるき)が丼をテーブルに運んでいた。
「わぁ、何なに?!
アボカド丼??」
三久ははしゃいで手を洗い、ソファーに座った。
並んで食べる。
晴喜が作る丼ものは、どれも野菜が多くてヘルシーな
うえ美味しい。
付き合って2年、同棲して1年。
春先に互いの実家に挨拶に行った。
このまま行けば私たちは冬には家族になる。
「ごはん付いてるよ、みく」
晴喜が三久の頬に指を伸ばし、
米粒を掬う。
視線が重なる。
2人は箸を置き、
同じ味のする唇を寄せ合った。
三久は目を閉じる。
暗闇のなかに浮かぶのは、『彼』の指。
『彼』の肩、『彼』の腕ーーーーー
それらが私に被さってくる。
「ん………」
「三久、ベッド行こう」
『彼』の後をついていく。
いや、わかってる。
晴喜は晴喜だ。
この人は『彼』じゃない。
だから、こっそり想う。
一糸纏わぬ姿になり、幾度となく重ねた体を深く繋げ
ても…………
「あっ、あんっ………」
晴喜は三久を上にして繋がるのが好きだ。
だから三久はいつも愛撫のあと
仰向けになった晴喜に跨がり、
長い髪を揺らして腰を振る。
きっと下からだとより淫らに見えるんだろう。
「三久、みく…………」
ベッドがぎしぎし軋む。
『彼』が私を呼ぶとしたら、
甘く掠れた声はどう届くだろう?
みく、みくっ………
みく、かわいい………
『彼』の焼けた腕が三久の乳房を掴み、
突起を弄り回す。
かと思ったら繋がった部分前側を親指で
擦ってきて。
「はぁぁん!!そこ、らめぇっ」
『もっと乱れて。もっと哭いてーーー?』
『彼』は三久を煽る。
腰を押し上げ、
下から突かれた三久は悲鳴に似た
喘ぎを出して応える。
『彼』の厚い胸に手を置き乳房を挟んで
三久も煽る。

