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あんなこんなエロ短編集
第9章 恋

『みく。
気持ちいい??
すごく濡れてくちゅくちゅいってるよココ』
『彼』は憎いくらいに落ち着いていて。
三久は背中を仰け反らせて快楽を貪る。
「あん、あんっ、ああっ……
奥ぅ、すごいっ」
『彼』の根は大きくて、
三久の痩せたカラダを串刺しにしてる
みたい。
『みく。
好きだよ………好き…………………』
「ああん!!私も好きぃ!
あっあっあっあっ………」
波が押し寄せてきた。
高ぶる鼓動と熱くマヒした結合部。
三久の芯は高波に抗えず、
「あああああー!!!いぐーーーっ」
迸る快感で頭が真っ白になり痙攣した
あと倒れ込んだ。
********************
「…………ん?」
「あ、起きた」
晴喜の胸に乗せた頭。
三久は飛び上がった。
「ちょ、みく丸見え」晴喜が指摘する。
「きゃっ。わ、わ、私……………」
「さっき絶叫して失神しちゃったんだよ。
で、寝息たてはじめたの。
びっくりしたよ」
三久はあれは何だったのか混乱した。
確かに『彼』だったのにーーーーーー
くしゅんとした三久を恥ずかしくて落ち込ん
だと勘違いした晴喜は
「……すっごいよかったから!!
三久があんなに乱れるなんて、
俺すごい嬉しい……」と抱きしめてきた。
三久は混乱しつつも抱き返す。
ーーーーー気づかれないなら、
また『彼』に抱かれるかもしれない。
だから。
だから伸ばし過ぎない長さで悟られない頻度で、
あのおもちゃの家のような美容室に通う。
さっきの指先は夢なんかじゃなかった。
(夢でもいいかも………)
『彼』に抱かれるならなんだっていいや。
三久は晴喜の胸に凭れ次に美容室に行く日
のことを考えた…………………
<おわり>
気持ちいい??
すごく濡れてくちゅくちゅいってるよココ』
『彼』は憎いくらいに落ち着いていて。
三久は背中を仰け反らせて快楽を貪る。
「あん、あんっ、ああっ……
奥ぅ、すごいっ」
『彼』の根は大きくて、
三久の痩せたカラダを串刺しにしてる
みたい。
『みく。
好きだよ………好き…………………』
「ああん!!私も好きぃ!
あっあっあっあっ………」
波が押し寄せてきた。
高ぶる鼓動と熱くマヒした結合部。
三久の芯は高波に抗えず、
「あああああー!!!いぐーーーっ」
迸る快感で頭が真っ白になり痙攣した
あと倒れ込んだ。
********************
「…………ん?」
「あ、起きた」
晴喜の胸に乗せた頭。
三久は飛び上がった。
「ちょ、みく丸見え」晴喜が指摘する。
「きゃっ。わ、わ、私……………」
「さっき絶叫して失神しちゃったんだよ。
で、寝息たてはじめたの。
びっくりしたよ」
三久はあれは何だったのか混乱した。
確かに『彼』だったのにーーーーーー
くしゅんとした三久を恥ずかしくて落ち込ん
だと勘違いした晴喜は
「……すっごいよかったから!!
三久があんなに乱れるなんて、
俺すごい嬉しい……」と抱きしめてきた。
三久は混乱しつつも抱き返す。
ーーーーー気づかれないなら、
また『彼』に抱かれるかもしれない。
だから。
だから伸ばし過ぎない長さで悟られない頻度で、
あのおもちゃの家のような美容室に通う。
さっきの指先は夢なんかじゃなかった。
(夢でもいいかも………)
『彼』に抱かれるならなんだっていいや。
三久は晴喜の胸に凭れ次に美容室に行く日
のことを考えた…………………
<おわり>

