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あんなこんなエロ短編集
第10章 another face

少し掠れており、高い。
鼻がかっている甘さ。
じっと見つめてしまった。
「?何か?」
「あ、いえ………」
男性の背筋はぴんと伸びている。
頭ひとつぶん背が高い。
「では。
どうも、ありがとう」
男性が背を向け歩き出す。
「…………待って!」
わたしは思わずチェックシャツを掴んだ。
************************
20代も半ばを過ぎると、
人の裏の顔をよく知ってしまっている。
真面目そうな人が、実はギャンブル狂。
大人しそうな人が家庭で暴力を振るう。
派手な人が、実は堅くて生真面目。
パッと見えるのなんて一面でしかなくて、
人は本人すら分からないほどの多面性を持
っている。
「あっ………、あっ、そこ……」
男の舌がわたしの秘肉を捏ねるように這う。
あまりの気持ちよさに脚の間にある頭を撫でた。
「ここ?ここがいいんだ?」
芽をキュッとつままれ、
「あ~っ………!」
わたしは裸の上体を弓なりにし捩った。
汗ばんだ肌に、
乾いたシーツが触れて心地よい。
「ああっ!い……いれてぇ……」
わたしは懇願する。
秘肉がひくついていた。熱くて、
もう耐えられない。
鼻がかっている甘さ。
じっと見つめてしまった。
「?何か?」
「あ、いえ………」
男性の背筋はぴんと伸びている。
頭ひとつぶん背が高い。
「では。
どうも、ありがとう」
男性が背を向け歩き出す。
「…………待って!」
わたしは思わずチェックシャツを掴んだ。
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20代も半ばを過ぎると、
人の裏の顔をよく知ってしまっている。
真面目そうな人が、実はギャンブル狂。
大人しそうな人が家庭で暴力を振るう。
派手な人が、実は堅くて生真面目。
パッと見えるのなんて一面でしかなくて、
人は本人すら分からないほどの多面性を持
っている。
「あっ………、あっ、そこ……」
男の舌がわたしの秘肉を捏ねるように這う。
あまりの気持ちよさに脚の間にある頭を撫でた。
「ここ?ここがいいんだ?」
芽をキュッとつままれ、
「あ~っ………!」
わたしは裸の上体を弓なりにし捩った。
汗ばんだ肌に、
乾いたシーツが触れて心地よい。
「ああっ!い……いれてぇ……」
わたしは懇願する。
秘肉がひくついていた。熱くて、
もう耐えられない。

