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あんなこんなエロ短編集
第12章 カノジョのカレ

「まりえ、熱あるんじゃない?」
6限目が終わり、
あと1時間のみ授業を残したところ。
沙梨が心配そうに顔を覗き込んでくる。
「え………
頭は痛くないけど」
「頭はぁ?!何、他痛かったの?
顔熱い!保健室だよっ」
沙梨が手を引っ張る。
他のクラスメイトが『どしたの』
『大丈夫??』とざわついた。
沙梨は声が大きいのだ…………
引っ張られ、
1階端の保健室へ行く。
「38℃。結構あるわね……休んでく?帰る?」
養護の先生も気怠げに話す。
「………休んでいきます」
「あらそう?えーと、1年……」
「1年C組8番そのだまりえです」
沙梨が元気よく答えた。
1時間だが寝ていくことにした。
言われてみれば体は怠いし、
関節も痛む。
「はーい、じゃこのベッドに寝……」
養護教諭がカーテンを開けると、
皆呆気に取られた。
…………学ランを着た男子が眠っていた。
「あらっ?!やだ、誰よ?他校生ね?」
養護教諭も知らないようで、
眠っている男子を揺さぶる。
「イケメンだね」沙梨がふむふむと頷く。
「童顔で色白か。なかなか良い」
「さり、彼氏いるでしょ」
「それはそれ、これはこれ。
学ランってどこ校だっけ?近くにないよね」
確かに、うち近隣には学ランの学校はない。
6限目が終わり、
あと1時間のみ授業を残したところ。
沙梨が心配そうに顔を覗き込んでくる。
「え………
頭は痛くないけど」
「頭はぁ?!何、他痛かったの?
顔熱い!保健室だよっ」
沙梨が手を引っ張る。
他のクラスメイトが『どしたの』
『大丈夫??』とざわついた。
沙梨は声が大きいのだ…………
引っ張られ、
1階端の保健室へ行く。
「38℃。結構あるわね……休んでく?帰る?」
養護の先生も気怠げに話す。
「………休んでいきます」
「あらそう?えーと、1年……」
「1年C組8番そのだまりえです」
沙梨が元気よく答えた。
1時間だが寝ていくことにした。
言われてみれば体は怠いし、
関節も痛む。
「はーい、じゃこのベッドに寝……」
養護教諭がカーテンを開けると、
皆呆気に取られた。
…………学ランを着た男子が眠っていた。
「あらっ?!やだ、誰よ?他校生ね?」
養護教諭も知らないようで、
眠っている男子を揺さぶる。
「イケメンだね」沙梨がふむふむと頷く。
「童顔で色白か。なかなか良い」
「さり、彼氏いるでしょ」
「それはそれ、これはこれ。
学ランってどこ校だっけ?近くにないよね」
確かに、うち近隣には学ランの学校はない。

