この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あんなこんなエロ短編集
第12章 カノジョのカレ
「まりえ、熱あるんじゃない?」


6限目が終わり、


あと1時間のみ授業を残したところ。


沙梨が心配そうに顔を覗き込んでくる。


「え………
頭は痛くないけど」


「頭はぁ?!何、他痛かったの?


顔熱い!保健室だよっ」


沙梨が手を引っ張る。


他のクラスメイトが『どしたの』


『大丈夫??』とざわついた。


沙梨は声が大きいのだ…………


引っ張られ、


1階端の保健室へ行く。


「38℃。結構あるわね……休んでく?帰る?」


養護の先生も気怠げに話す。



「………休んでいきます」


「あらそう?えーと、1年……」


「1年C組8番そのだまりえです」


沙梨が元気よく答えた。



1時間だが寝ていくことにした。


言われてみれば体は怠いし、


関節も痛む。



「はーい、じゃこのベッドに寝……」


養護教諭がカーテンを開けると、


皆呆気に取られた。



…………学ランを着た男子が眠っていた。


「あらっ?!やだ、誰よ?他校生ね?」


養護教諭も知らないようで、


眠っている男子を揺さぶる。



「イケメンだね」沙梨がふむふむと頷く。
「童顔で色白か。なかなか良い」


「さり、彼氏いるでしょ」


「それはそれ、これはこれ。


学ランってどこ校だっけ?近くにないよね」



確かに、うち近隣には学ランの学校はない。










/450ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ