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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第4章 キャンサーの女 母性の章
「だめだよ、お、女将、こ、こんなことしちゃ……う、で、出そうだ」

 乳房の動きを止め、少し飛び出ている亀頭をべろりべろりと舐め始めた。

「あむう、あ、ひ、緋月さあん。出していいんですよ。遠慮しないで。うむうう」

 亀頭を咥えられ、口の中では舌で弄ばれながら、更に乳房に挟まれこすり上げられるといつもより早く限界がやってきた。

「がっ、う、うう、ん、ぐっ、う、ああ、はぁはぁ……」

 優香の口の中に射精した。

「んん、濃くて多い……」

 全部は飲み込めずに、彼女の口元から白濁した雄汁が垂れ落ちて乳房にかかった。

「ご、ごめん」
「いいの」

 微笑んで優香はテーブルに合ったボックスティッシュを取り、自分よりも先に僕の少ししぼみ始めた男根を綺麗にし始めた。

「あ、ぼ、僕が……」
「いいのよ」

 手を出そうとするのを制し、彼女は後始末をした。射精のせいか気持ちが明るく楽になった気がする。乳房を拭いている優香を眺めながら、僕は彼女にお返しをしないといけないと思い始めていた。

「女将。その……。僕にも君にさせてもらえないだろうか。嫌じゃないところまで」

 手を止めて優香はにっこり笑った。

「ありがとうございます。いいんです。緋月さんが少しすっきりしたなら、それで嬉しい。お気遣いなく」

「そ、そうだよね。男から触ったりするのはセクハラだね」

 あわよくばセックスに持ち込めると、僕が思っているのではないかと誤解されては困ると思い、さっと身体を遠ざけた。

「あ、気に障ってしまいましたか?」
「いえ、全然。大丈夫です。すみません、僕ばかり。ついついお返しをしたくなったので」

「ふふ。緋月さんは本当に優しいのね。やっぱりほかの男の人たちとは違うのね」
「いや、そんなことないです」
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