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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第6章 バルゴの女 処女の章
 初めて真澄はまっすぐ僕の目を見つめて、心から同情と憐憫を催した。しばらくの沈黙の後、真澄が意を決したように、白いブラウスのボタンを外し始めた。


「私の身体が変じゃないか見てもらえますか?」

 僕はボタンを外す手を止め「服を脱がせるのは男の楽しみでもありますから」と、残りのボタンを外した。

 肌蹴たブラウスの下には、白のキャミソールとやはり白のシンプルなブラジャーが覗いている。ブラウスを肩から滑らせるように脱がせ、ベッドに横たわらせ紺のロングスカートのファスナーを下ろした。
白い可憐なレースのついたスキャンティーがキャミソールの下から見える。白づくめでまるで花嫁のようだった。

「綺麗ですよ」
「お恥ずかしいです」

 男を知らない肉体は年齢よりも崩れておらず、華奢な骨格は少女のようだ。肌にハリはないが柔らかさと、しっとりとしたきめの細かさが、抱き心地の良さを想像させる。
 真澄は目を閉じて横たわり胸の上で手を組んでいる。恐れることも緊張もなくただただ委ねているように、静かなたたずまいを見せる。

 小さな唇に口づけた。舌をゆっくり押し入れ口の中をかき回すとおずおずと彼女も同じように応える。
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