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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第1章 アリエスの女 始まりの章
スクールの講義で一洋真帆の姿がなかった。少しほっとして講義を進めいつも通り八時半に終えた。
帰宅すると九時前だろう。今夜の満月の美しさに期待しながら家路についた。
町中から北へ富士山に向かってゆるい坂道をシルバーのSUV車で上る。
まっすぐ広い道から十分もすると、少し細く曲がりくねった道に出て周囲は木々が茂り、さらに山深くなった場所に僕の家がある。庭のような広っぱが駐車場だ。
駐車場の手前から車のライトと明るい月光に照らされて赤いスポーツカーがぼんやり浮かんで見えた。僕はため息をつきながら駐車し車から降りた。
予想通り真帆からの声がかかる。
「先生。おかえりなさい」
「ただいま……」
帰宅すると九時前だろう。今夜の満月の美しさに期待しながら家路についた。
町中から北へ富士山に向かってゆるい坂道をシルバーのSUV車で上る。
まっすぐ広い道から十分もすると、少し細く曲がりくねった道に出て周囲は木々が茂り、さらに山深くなった場所に僕の家がある。庭のような広っぱが駐車場だ。
駐車場の手前から車のライトと明るい月光に照らされて赤いスポーツカーがぼんやり浮かんで見えた。僕はため息をつきながら駐車し車から降りた。
予想通り真帆からの声がかかる。
「先生。おかえりなさい」
「ただいま……」