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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第7章 ライブラの女 バランスの章
 美佳はベッドの上でゴロゴロと気だるい様子で寝そべっている。怠惰なのにエレガントだ。
半裸で美佳の上に覆いかぶさり、バスタオルをはぎ取った。

「君はこうやってよく男を誘ってるの?」

「ふふ。どうだと思う?」

 娼婦ではないと思う。受け身なのか能動的なのか、彼女の望みは何なのか今一つつかめない。

 全裸にして美佳の身体を眺めると、なかなかのプロポーションだ。滑らかな柔らかいS字ラインは理想的だ。
乳房も横向きにさせると円錐型で、日本人離れをした美しい形に薄紅色の乳頭が品よく乗っている。
腰も張っているのに太腿から膝下までまっすぐ伸び、ふくらはぎはきゅっと引き締まっている。

「すごく綺麗な身体だね」
「ありがとう。でも見てくれる人が誰もいないの」

 淫靡なラブホテルには似合わない、作品のような美しい肢体だ。

「きて」

 美佳が首に腕を回す。

「緋月さんこそ、素敵な身体。引き締まっていて逞しい」
「そう」

 卵型のつるりとした顔は表情が読めにくい。首から二の腕、脇からわき腹をそっとなぞっても、美佳は「ふぅ」と羽のようなため息を漏らすだけで反応が薄い。乳首に吸い付き、舌先で転がしても「はあん」とゆるい声を漏らすぐらいだ。

「気持ちいいところある?」
「全部気持ちいい」

 にっこり答えるがつかみどころがなく、幻を抱いているような錯覚を起こす。
下半身への愛撫をはじめ、色々手を施すが頼りない反応に自信がそがれていく。
 秘裂は潤い、湿り気を帯びてはいるが心もとない。
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