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性用占精術 秘密のセックス鑑定
第7章 ライブラの女 バランスの章
「君を満足させられる自信がないな」
ため息をついて愛撫を中断してしまうと、美佳は身体を起こして背中にしなだれかかる。
「優しいんだ。男って女のことよりも自分が気持ち良ければそれでいいんじゃないの?」
「若いときはそうだったかもしれないね」
「ねえ。普段しないことをして。少しくらい乱暴でもいいの。ね? 緋月さんの良いようにしてみて」
「どうしてそんなこと言うの? 初めてあった男に」
「どうしてかな。一瞬でもいいから頭を真っ白にしたいのかもしれない」
感情の起伏が薄そうな彼女には、実は秘めている重苦しいものが渦巻いているのかもしれない。心の奥底に一瞬触れたような気がして、再度愛撫を始めた。
「そうだね。じゃ楽しもうか」
僕はネクタイで彼女の両手首を縛り、彼女のスカーフで目隠しをした。
「目隠しってドキドキする」
「よかった。ドキドキしてもらえて」
クスっと笑い声を立てて、行儀よく美佳は待っている。
僕はホテルに備え付けられた自動販売機に目をやり、バイブレーターとローションを購入した。
がたっという音に美佳が反応する。
「なあに?」
「ん。ちょっとしたもの。少し待ってて」
バスルームに行き、熱い湯を張った洗面器にローションを沈めた。女性の身体は冷やすと感度が悪くなる。
温めたローションをたらりと乳房にかけ、マッサージをした。
「はふう。あったかくて気持ちい」
股間にも垂らし、指を入れゆっくりと中をかき混ぜると、くちゃくちゃと音が鳴り響く。
ため息をついて愛撫を中断してしまうと、美佳は身体を起こして背中にしなだれかかる。
「優しいんだ。男って女のことよりも自分が気持ち良ければそれでいいんじゃないの?」
「若いときはそうだったかもしれないね」
「ねえ。普段しないことをして。少しくらい乱暴でもいいの。ね? 緋月さんの良いようにしてみて」
「どうしてそんなこと言うの? 初めてあった男に」
「どうしてかな。一瞬でもいいから頭を真っ白にしたいのかもしれない」
感情の起伏が薄そうな彼女には、実は秘めている重苦しいものが渦巻いているのかもしれない。心の奥底に一瞬触れたような気がして、再度愛撫を始めた。
「そうだね。じゃ楽しもうか」
僕はネクタイで彼女の両手首を縛り、彼女のスカーフで目隠しをした。
「目隠しってドキドキする」
「よかった。ドキドキしてもらえて」
クスっと笑い声を立てて、行儀よく美佳は待っている。
僕はホテルに備え付けられた自動販売機に目をやり、バイブレーターとローションを購入した。
がたっという音に美佳が反応する。
「なあに?」
「ん。ちょっとしたもの。少し待ってて」
バスルームに行き、熱い湯を張った洗面器にローションを沈めた。女性の身体は冷やすと感度が悪くなる。
温めたローションをたらりと乳房にかけ、マッサージをした。
「はふう。あったかくて気持ちい」
股間にも垂らし、指を入れゆっくりと中をかき混ぜると、くちゃくちゃと音が鳴り響く。