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お兄ちゃんといっしょ
第10章 第10章
「あっちに、このまえ、この服”くれた”時と同じお店があるよ」


 お兄ちゃんは顔を上げ、目を細めて私の指差す方向を見つめた。
 そして言う。


「あの店、黒か白か赤か青か迷彩しか売ってねーじゃん」


 リアルなJSの趣味は、妄想と理想の中の少女像を追求する成人男性を満足させるに値しないものらしい。



「学校に着て行くのには汚れが目立たなくてちょーどいいけどさぁ…
 今日はお前のハレの日なんだから。
 とっておきの可愛い服着せてやりたいんだってこの兄貴心、わっかんないかなー」


 そう言ってお兄ちゃんは、涙が出そうなほどダサい、タンクとチュールスカートがくっついたピンク色のワンピースを手にとり、しげしげと眺めていた。



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