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お兄ちゃんといっしょ
第11章 第11章
口元にジットリ笑みを浮かべたまま、ひふみっくすは物言わずゆっくり握り締めていた私の髪を解放した。手を離すと、ぱらぱらとベッドの上に抜けた私の髪が落ちた。
真っ白いシーツの上で、私の黒い髪が無残に散らばっている。
その様子はなぜか、ゆうべお兄ちゃんにぶたれて力なく布団の上に倒れ込んだ私の姿を想像させた。
「一生、お兄ちゃんだけを愛せるくらい…奈々にお兄ちゃんのことを教えて…」
解放された身体をゆっくりひふみっくすの下半身に擦り寄せ、ぎんぎんに勃起した男性器に頬ずりする。ぶたれたところにわざと自分から強く押し付ける。
痛い。頬が熱い。
…心地良い。
瞼を閉じ、鼻先にむわっと広がる男の匂いとさっき私がつけた唾液の混じり合った、独特の匂いを胸いっぱい吸い込み、全身で感じる。
何度もぶたれて熱を帯びた頬におちんこを強く擦り付けながら、舌を出して舐めるふりを続ける。
なるべくオーバーに頭を動かし、見せつけ、私に視線を釘付けにさせるよう、考えながら。
開きっぱなしの唇から、唾液が垂れる。
それは首筋を伝ってワンピースの襟に染み込む。
…知らなかった。
おまんこから出てくる液とおんなじで、唾液も、興奮したらいっぱい出るんだ。
「奈々、がんばるから…だから…ほかのおんなのことなんか、忘れて…奈々だけを…」
私だけを、必要として。
どくんどくんと、おちんこが脈をうってる。
私にとってはまるで、本物のお兄ちゃんの心臓がそこにあるみたいだった。
「へぇ!なるほどね!そんなに、お兄ちゃんのことが好きなんだ!」
ひふみっくすの声が聞こえた。
救われるような気持ちで見上げると、ひふみっくすは腰に手を当て、膝をついた仁王立ちの姿勢で私を見下ろしていた。
真っ白いシーツの上で、私の黒い髪が無残に散らばっている。
その様子はなぜか、ゆうべお兄ちゃんにぶたれて力なく布団の上に倒れ込んだ私の姿を想像させた。
「一生、お兄ちゃんだけを愛せるくらい…奈々にお兄ちゃんのことを教えて…」
解放された身体をゆっくりひふみっくすの下半身に擦り寄せ、ぎんぎんに勃起した男性器に頬ずりする。ぶたれたところにわざと自分から強く押し付ける。
痛い。頬が熱い。
…心地良い。
瞼を閉じ、鼻先にむわっと広がる男の匂いとさっき私がつけた唾液の混じり合った、独特の匂いを胸いっぱい吸い込み、全身で感じる。
何度もぶたれて熱を帯びた頬におちんこを強く擦り付けながら、舌を出して舐めるふりを続ける。
なるべくオーバーに頭を動かし、見せつけ、私に視線を釘付けにさせるよう、考えながら。
開きっぱなしの唇から、唾液が垂れる。
それは首筋を伝ってワンピースの襟に染み込む。
…知らなかった。
おまんこから出てくる液とおんなじで、唾液も、興奮したらいっぱい出るんだ。
「奈々、がんばるから…だから…ほかのおんなのことなんか、忘れて…奈々だけを…」
私だけを、必要として。
どくんどくんと、おちんこが脈をうってる。
私にとってはまるで、本物のお兄ちゃんの心臓がそこにあるみたいだった。
「へぇ!なるほどね!そんなに、お兄ちゃんのことが好きなんだ!」
ひふみっくすの声が聞こえた。
救われるような気持ちで見上げると、ひふみっくすは腰に手を当て、膝をついた仁王立ちの姿勢で私を見下ろしていた。