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お兄ちゃんといっしょ
第12章 第12章
恥ずかしいと感じる気力すらもうなかった。
お兄ちゃんが盗んでくれたワンピースの前ボタンをひとつひとつ外していく。
ひふみっくすはその様子を見ながらベッドボードにあらかじめセッティングしていたらしい、自身の煙草に手を伸ばしライターで火を着けた。
どうやら、私のストリップをじっくり楽しむつもりらしい。
「その服は、奈々が選んだの?」
ボタンをすべて外し、袖を脱ごうとしているとき、急にひふみっくすが尋ねてきた。
休憩のつもりなのか、瞳に鋭さがない。
めんどくさいから黙って頷く。
するとひふみっくすは、
「お兄ちゃんの好きな柄がよく分かったね。
お兄ちゃん、赤いギンガムチェックって大好きなんだ。
可愛い女の子が身に着けてるとなおさら…
お兄ちゃんに振り向いて欲しくて、それを選んだんだろ?
健気だね…」
と言った。
お兄ちゃんが盗んでくれたワンピースの前ボタンをひとつひとつ外していく。
ひふみっくすはその様子を見ながらベッドボードにあらかじめセッティングしていたらしい、自身の煙草に手を伸ばしライターで火を着けた。
どうやら、私のストリップをじっくり楽しむつもりらしい。
「その服は、奈々が選んだの?」
ボタンをすべて外し、袖を脱ごうとしているとき、急にひふみっくすが尋ねてきた。
休憩のつもりなのか、瞳に鋭さがない。
めんどくさいから黙って頷く。
するとひふみっくすは、
「お兄ちゃんの好きな柄がよく分かったね。
お兄ちゃん、赤いギンガムチェックって大好きなんだ。
可愛い女の子が身に着けてるとなおさら…
お兄ちゃんに振り向いて欲しくて、それを選んだんだろ?
健気だね…」
と言った。