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お兄ちゃんといっしょ
第13章 第13章
「さっき自分でお願いしたんだから。
 …騒ぐなよ」




 低く唸り続けているモーター音。




「最初に言っとくけど、1000%痛いから。
 覚悟して」




 物騒なことを言いながら、ひふみっくすは私を仰向けに転がして、さっきのように両脚を大きく開かせた。
 そして、モーター音のするなにかと同様に、一体どこから取り出したのか分からない紺色のネクタイで私に目隠しをした。



「ローションはいらないね。こんだけ濡れてたらじゅーぶんでしょう!
 じゃ、いくよー」



 ひふみっくすが何をするつもりなのか。
 手に一体なにを握り締めているのか。
 噛まれたクリトリスと同様に、確認する勇気がなかった。



 



 
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