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お兄ちゃんといっしょ
第15章 第15章
 ショーツを引き摺り下ろされ、膝を左右に開かされる。
 お兄ちゃんが私の股間を覗き込んだのが分かった。
 力なくパタンと片膝が倒れたとき、お兄ちゃんは、



「つうかお前、まさか中出しさせてないよな?」



 と、言った。



 お兄ちゃんの指がおまんこに挿し込まれ、また引き抜かれる。



 うすく目を開けると、お兄ちゃんが自分の指と私のおまんこを交互に凝視しながら険しい顔をしているのが見えた。



「あのひと…間違えたって、約束破っちゃったって言ってた」



 そう告げると、お兄ちゃんは明らかに苛立った様子でため息をついた。
 倒れたままの私の内腿を、お兄ちゃんがぱちんと叩いた。



「お前ほんと…しっかりしろよ」



 お兄ちゃんは立ち上がると、しばらくのあいだスマホを弄くり、それからまた私を抱きかかえて家を出た。



「何をどうしたら妊娠するかくらい、言われなくても分かんだろ」



 
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