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お兄ちゃんといっしょ
第3章 第3章
「なに?」


 わざと素っ気無い態度で枕元にしゃがみこんだ私の右手を、お兄ちゃんが掴んで引っ張った。
 急に引っ張られて驚いたと同時に、お兄ちゃんに触れられた私の身体が、勝手に期待し始める。

「え、なに?どうしたの?」

 お兄ちゃんは手を私の二の腕に移し、さらに私を自分のほうへぐっと引っ張る。
 煙草くさい前髪が私の頬に触れ、熱い息が耳にかかった。


「兄ちゃんさぁ…最近ずーっと気になってたんだけどさぁ…」


 口髭が耳に当たってこそばゆい。
 お兄ちゃんの低い声が鼓膜に響いて、身体が熱くなる。


「や、こそばいって」


 誤魔化すように笑う私の耳元で、お兄ちゃんがさらに囁く。


「…なぁ、お前さぁ、最近きゅうに大人びてきたように見えるよ。いくつになったんだっけ?」





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