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第3章 第3章

　下着が湿りだしてるのが自分で分かる。


「はぁ！？お兄ちゃんのエッチ！」


　冗談で怒ったふりしながら、お兄ちゃんの頬をゆっくりと撫でる。
　なるべく、いやらしい触り方で。


「クラスのみんなもとっくにきてるんだから、フツーだよ」


　お兄ちゃんはしばらく考える素振りを見せた後、私の手をゆっくり、包み込むように掴んだ。



「ふーん、じゃあ…」
　


　そして自分の鼻に押し当て、言った。



「セックスも、もうしたろ」