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お兄ちゃんといっしょ
第22章 第22章
「それはなんで?」


 隣にいる遥輝を見上げる。
 繋いでない方の手を太腿に乗せ、優しく撫でる。
 遥輝のこめかみから汗がひとすじ伝って落ちた。


「なんでって…聞かれたら困るけど」


 遥輝はいま、勃起しているだろうか。
 確かめるためにボクサーブリーフの上から蒸れた匂いを嗅いで、舐めて焦らして、滲み出る我慢汁を吸い取りたい。

 …なんて卑猥な想像が膨らむ。 
 スポブラの下で乳首が硬くなっていて、痛い。
 ショーツの中は…
 傷の癒えたおまんこは…
 遥輝のおちんこが欲しくて、疼き続けている。


「また会えたらいいなとは思ってたから」


 正直な遥輝を、更に問い詰める。


「でも、42歳の人がいるんでしょ?私に会わなくても、何も問題ないじゃん」


 遥輝は困ったようにハハッと笑った。


「え?なに?今日はめっちゃ強気じゃん」


「ちがうよ、いつもがこうなの」


「んー…あの人は呼び出された時にしか会えないし。それに」


「それに?」


「こないだのが良すぎたから。またしたかった」


「良すぎたって?」



 遥輝は、今度は困ったように笑った。



「…ヤッてるときに相手のこと可愛いなんて思ったの、初めてだったから」






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