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お兄ちゃんといっしょ
第5章 第5章
 曲が終わる頃、お兄ちゃんが唐突に口を開いた。


「つうか、来る前にラインしてよ」


 右側に顔を向けると、お兄ちゃんは窓の外にまだ火のついてる吸い殻を投げ捨てたところだった。
 あたりはすっかり日が昇りきっていた。
 

「びっくりすんじゃん」


 そう言ったお兄ちゃんの顔は、私を面白がるように笑っていた。


「すみません」


 ペコリと頭を下げる私にお兄ちゃんは言った。


「でも、嬉しいよ。ぜんぜんラインしてこないから、気になってたんだ」


 お兄ちゃんは優しい口調で言った。


「それで、俺になんの用なの?」


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