この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
コミックサイトで逢いましょう
第10章 快楽の虜 ―夢幻mugen―
「……ゃ…ぃや…だ…、もぅ…許し…て…」
「モトミ…云えよ…、どうして欲しい……」
その間も抜き差しを繰り返す指は、俺の前立腺を刺激し続ける。
果ての見えない異常な興奮に俺は激しく身悶えた。
俺をいたぶる耿輔の呼吸も乱れて、同じように感じているのがわかる。
上気した肌、欲情した瞳、それが更に俺を追い上げた。その上、耿輔のビキニのなかから勃ちあがったそこが、俺の躯に触れるたび官能の波は一層増幅する。
もう自分を抑えられない。
「…れて…、挿…れ・て…」
「だから何を…?」
露骨な言葉を催促されて、羞恥に躯がカッと熱くなる。
どうして…そこまで…
口にする恥ずかしさにギュッと唇を噛んだ。
何でそんなこと…
だけど…、俺を煽る耿輔の陶酔した表情に、意地もプライドもすべて押し流される。
「…コゥ…ス・ケの……で…ここ…を……」