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第15章 【第三部 * Another ring * 】悪友実咲

「はー、もう嫌になってきたぁ…。実咲、此処まででいくつ箱に入れた?」
「えーっと、2,4,6,8…10個だな」
「ってことは、あと未だ袋10個作らなきゃなんねーわけ~」
「そっ、だってホレ…キャベツが2,4…丁度10個あるだろ。残り200人分だ。もう半分まで終わったジャン」
非情のマネージャー、実咲は平然とした顔で言い放つ。
「半分ってなぁ…簡単に言うけど大変なんだからな。もう、ヤメヤメ!手が痛くなってきた。あとは実咲がやれよ。大体、俺部員でも無いのに毎年どうしてこうも扱き使われなきゃなんないわけ?!」
”帰宅部の俺が、レギュラー部員より酷使されてるのは、どう考えても変だ”
モトミと同じ状況に立たされた人間なら、誰しもそう思うに違いない。
けれど、実咲相手に正論をぶったところで、モトミの納得いく回答は得られそうもなかった。

