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第19章 無限後退 或いは“収束"

「んで、どうしてこういう展開になるんだよ!!」
焼きそばを次々パック詰めしながらモトミは呟く。
ぼやく端から、バットに盛られた焼きそばが情け容赦なく送り込まれてくる。昼を回ってまさにかき入れ時の時間。漫研の屋台は戦場と化していた。
タイムリーに迎えに来た耿輔と昨夜あんな良いムードでアパートに帰ったのに…
何故モトミがこんなに腐っているのか。
――それには話すも涙、聞けば笑いの…。
今宵こそは、久しぶりに耿輔の前で、すべてを曝してゆっくりできる筈だった。耿輔の存在を認めたあの日以来、どちらも忙しくて時間に追われる毎日が続いて
いた。疲れた心と躯をあずけて素直な気持ちになりたかった。
それなのに…
アパートに帰ってみれば、どういう訳かまだ実咲がそこにいて、しかも…出来上がっていた(涙)。

