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第3章 喉元過ぎれば、悪夢を忘れ ― 序章―
「朝早くからゴメン。寝てた?…寝てたよね」

「えぇ、まぁ……」

聞かなくても、普通この時間なら大抵の大学生は寝てるだろう。

「実は急なんだけど、仕事の話があって…。トモちゃん、”とっぱらい”の仕事探してるって言ったろ」

そりゃ”とっぱらい(当日払い)”で割高な仕事はやりたいけど、俺だって内容を選ばない訳じゃない。この前みたいなバイトはもう御免だ。俺は別に男が好きな訳じゃないんだから。

だが、相手は俺の返事を聞きもせずに先を話す。

「これから何か用事ある? 悪い仕事じゃない。ギャラもこの前より弾むし。トモちゃんだったら2万出してもいい。それに相手もコウだから知らない仲じゃない。どう?」

”どう?”って聞かれても、なにが”どう”なのだ。
とにかく俺は眠いのだ。さっき寝たばかりの俺に、こんな朝っぱらから、また働けって言うの?

そんな俺の肉体の反発に対して、頭は別のソロバンを弾いていた。

(何なに…2万の仕事!?とっぱらいで!しかも相手はコウ…あいつか…)

ォィ!何があいつか…なんだよ。
まさか了解するわけじゃないだろうな、自分?!
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