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第4章 悪夢再来 ―ecstasy―
これ以上直接的な刺激を与えられたら、歯を食いしばって堪えることなど出来なくなるかもしれない。
公衆の面前で嬌声を上げるくらいなら、このまま心拍数と血圧が上昇を続けて、いっそ失神してしまったほうがマシだ。
親父のせいで余計な知識があるだけに、尚のことこの先起こる現実が予測出来て、我が身の不幸を呪わずにいられなかった。
もうバイト料なんかどうでも良い。
とにかく一刻も早くこの状況から脱出すること。
それだけが俺の望みだった。でもどうやって…ふらつく頭で何とか希望的観測を見つけ出そうとしていたとき、息が詰まるような快感が不意に訪れた。
電車の揺れに乗じて、耿輔が密着した自分の腿を俺の中心へと擦りつけてきたのだ。
熱い流れが背中を駆け上る。そんなことくらいで、俺自身は狂おしいくらいジーンズの中で張りつめてしまった。敏感すぎる感覚に、浅い呼吸が喘ぎに変わる。
公衆の面前で嬌声を上げるくらいなら、このまま心拍数と血圧が上昇を続けて、いっそ失神してしまったほうがマシだ。
親父のせいで余計な知識があるだけに、尚のことこの先起こる現実が予測出来て、我が身の不幸を呪わずにいられなかった。
もうバイト料なんかどうでも良い。
とにかく一刻も早くこの状況から脱出すること。
それだけが俺の望みだった。でもどうやって…ふらつく頭で何とか希望的観測を見つけ出そうとしていたとき、息が詰まるような快感が不意に訪れた。
電車の揺れに乗じて、耿輔が密着した自分の腿を俺の中心へと擦りつけてきたのだ。
熱い流れが背中を駆け上る。そんなことくらいで、俺自身は狂おしいくらいジーンズの中で張りつめてしまった。敏感すぎる感覚に、浅い呼吸が喘ぎに変わる。