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第4章 悪夢再来 ―ecstasy―
「…ぁあっ……ぁぅっ……」
(うゎっ…こんな事くらいで感じるなんて)
思い切り勃ち上がったそこは、俺自身の意識とは逆に淫らな雫を零す。
「スゲー敏感。感度良過ぎだぜ。もしかして、溜まってた?俺のこと待ってたとか…?」
異常な興奮を何とか爆発させまいと、必死に意識を集中させているのに、何も知らない耿輔の馬鹿は平気で下らないことを聞いてくる。
(馬鹿ヤロー…)
だけど、今の俺にはそれすら言う余裕が無かった。
何もしなくても息が上がる。身体が熱くて仕方ない。このまま意識を飛ばせたらどんなに楽か…
額から顎を伝った汗はそのまま耿輔の掌へと落ちる。
異常な汗に、早すぎる呼吸。
「…トモ?…おぃ…ト…モトミ!どうした…?」
漸く俺の状態が普通じゃないと気付いた耿輔が耳許で俺の名を呼ぶ。