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第6章 記憶の淵から ―refrain―

そして、俺が合宿で同じ状況に陥ることは、二度と無かった。
 
あの悪夢が繰り返されることはもう金輪際無いのだ…と信じていたのに。

静かすぎて嫌なことばかり思い出してしまう。
 
(どうかしてる…そんな過去の呪縛に囚われるんて…
終わっちまったことを、今更どうこう言ったって仕方ないだろ…)

一際唇を強く噛んで馬鹿な自分を戒めた。

このどうしようもない静けさが、俺に余計なことを思い出させるのだ。異常な孤独から救ってくれるのならどんな物音でも良い、と切実に思い始めた頃、玄関のドアが開く音がした。


それは、俺を孤独の淵から救ってくれるのか…

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