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17歳の落書き
第2章 藤田先生と千晴の結婚生活 ~久しぶりのデート~
胸と下腹部を手で覆っていると、両腕を拘束されるように押さえつけられ、私の体は昼間の明るさにすべて晒される。
先生は、ベッドに寝かせた私の髪を掻き上げ、現れた首筋にキスを落とした。


「千晴……」

言葉の少ない先生が、首元で私の名前を呼ぶだけで、毛並みが逆立つようにゾクゾクとした感覚が体を上っていく。
先生の左手が頬に触れ、上から見つめる先生が近づいて唇が落とされた。

力の入っていた両腕がくたっと脱力すると、先生のキスは勢いを増し、激しく深く口内で愛し合い始める。

先生も、いつもと違う状況に興奮してるのがわかる。
それに共鳴するように内側から溶けて、溢れ出してしまいそう。



擦り合わせる内ももに先生の手が滑り込んできた。
尖った芽をすりすりと中指で弄られると、熱く弾くような快感が走って、先生が赦すまでその快感は続く。

今日は、唇を噛みしめなくても、ソファに顔を埋めなくても、いいんだ……。


「ああ、哲さんっ……気持ちいいよぉ……っ」
「気持ちいいのは嬉しいけど…………聞こえるぞ。隣に」


先生は、しょうがないな、という表情で私の顔を自分の胸に押し付けた。

そ、そうか……ここはラブホではなかったんだ。
一応、いいホテルなんだった。

恥ずかし過ぎる。


「もっと声が出せる場所の方が良かったか」
と言われて、先生をじとりと見つめた。


「……意地悪」
「意地悪じゃないよ。俺も千晴の声を聞きたいと思ったから」


包み込むように髪を撫でられながら、先生が私の膝を割る。
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