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17歳の落書き
第2章 藤田先生と千晴の結婚生活 ~久しぶりのデート~
「奥まで入ってるよ」

いつも、こんなこと言わないのに。
窓を見ると爽やかな秋晴れの空。
目線を落とすと、筋の張った右手の甲が、ちゅくちゅくと音を立て窮屈そうに動いている。

「あぁ。あぁ、あぁ…」

先生のリズムに合わせて声を漏らす。

「千晴、ここから溢れてる」
「やああ……」
「こんなに濡れて……」

ずるりと指が抜け、目の前にぬらぬらと光る指を見せつけられた。

「すごい量だな」
「あ、あ…先生…………じゃなかった」

二度目の言い間違いに、先生はくしゃっと目尻を下げ笑う。
そして、今度は指を増やして膣口を広げだす。

そこがさっきよりきつく感じる。
出産していても、痛みや違和感はなくなりはしない。
三本はきつい。
お尻をよじった時、吐息交じりの囁きが注がれた。

「…………須賀、」

懐かしい呼び名に、奥が蠢き、シーツを掴んで先生の指を締め付ける。
旧姓で呼ばれただけで感じているなんて、恥ずかしい。

先生は私の興奮に気づいていた。
指を入れたまま、充血して飛び出した蕾を何度も念入りに指で撫で付ける。
それが追い風となり、駆け足で絶頂の階段を上る。


「そんなにしないで、いっちゃう、いっちゃう……!」
「いきなさい。千晴がいくところ、ちゃんと見ているから……気持ちよくなって」


蕾を弄る指の速度が目に見えて増す。同じように私の喘ぎ声も加速し、崖から落ちるような怖さを抱く。
絶頂はすぐそこだ。

お尻に当たっていた先生のそれが、硬く反り上がっているのがわかった。
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