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恋はいつも当然に
第5章 2度目の年越し
12月24日、クリスマスイブ。
私は遅番で、西原さんが夜勤で入る。
出勤前、珍しく西原さんからLINEが入った。

西原「メリークリスマス。素敵なクリスマスにしてね。俺はお客さんとクリスマスデートするから」
私「メリークリスマス。残念ながら今日は仕事ですが、明日は女友達とデートですよ」

思わず笑ってしまった。
西原さんからこんな会話をするとは……。

午後から施設でささやかなクリスマスパーティーを開催した。
飾り付けを以前から行い、クリスマスツリーの壁画もみんなで作った。
私は1日中サンタの帽子を被りながら働いた。

橘「田中さん、サンタの帽子似合うねー」
私「それ、褒めてるんですか?」
橘「褒めてるよー( 笑 )」
私「と言うか、私より似合う人がいるじゃないですか……」

そう言って私と橘さんはミスターの方を見た。

ミスター「……俺?」
橘「ミスター、どうしてサンタクロースにならないんですか?」
私「私より似合うと思いますが」
ミスター「お、俺が入るサイズなんてありませんよ!」

そう言ったら、一同大笑い。
ミスターいじると面白い。
賑やかなクリスマス会を終え、夜を迎えた。
みんな寝て、夕食の片付けをやっていたら西原さんが出勤してきた。

西原「田中さんお疲れ様」
私「西原さんお疲れ様です」
西原「明日ライブなんだよね?楽しんでね」
私「はい!あっ、そう言えば年越し夜勤一緒ですね。よろしくお願いしますー!」
西原「そう言えば一緒だったね。よろしく。」

今年はどんな年越し夜勤になるのか。
せめて平和な夜勤であるように祈るばかりだった。
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