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恋はいつも当然に
第6章 沼への入り口
西原さんからボールペンを貰ってからしばらくしたある日。
ある同僚2人が結婚と妊娠を報告した。
2人とも同じ施設だからほとんどの人は2人を知っている。
だけど、彼女の方が最近異動してきたばかりだから、夜勤専門の人は知っている人は多くはない。

それで、せっかく2人が結婚するからと言って私中心にみんなで寄せ書きを書くことにした。
私は小さめのメッセージカードが付いた色紙を購入して、全員に配った。
カードを私に返すとき、みんなから出産祝いのギフト券を購入するためのお金も回収した。
もちろん、西原さんにもお願いしたかったので久々に西原さんに連絡した。

私「お疲れ様です。2人が結婚するので、寄せ書きお願いしたいんですが西原さんもお願いしてもいいですか?あと、出産祝いもしたいので1人500円いただいているので、良かったらそちらもご協力お願い出来ればなと……」
西原「お疲れ様です!奥さんとはお会いしたこと無いのですが、ぜひ協力させてください!」
私「ありがとうございます!では、今月西原さんとお会いしないので西原さんのロッカーにある箱にカード入れておきますね。書き終わったらお金と一緒に私のロッカーに入れておいて下さい」
西原「分かりました!だけど、20代の女性ロッカーを開けるなんて、変出者の俺に出来るかどうか……」
私「西原さん変出者なんですか?まさかー( 笑 )
とりあえず、今月いっぱいまで受け付けているので、それまでにお願いします」

あの西原さんが変出者なんて、有り得ないでしょ。
何かの比喩だと思い、笑いながらその時は終わった。
来週、西原さん夜勤だからまた連絡するか。
そう思い、私は寝ることにした。
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