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恋はいつも当然に
第11章 久々の夜勤
絶対にやらないと思ってたのに……。
でも、やってくれた。
西原さんの体温を感じながら、私は幸せな気持ちになった。

西原「本当は今、キスしたい。だけど、キスしたら俺がこれ以上自制出来なくなる。」
私「……私も暴走するよ……」

西原さんがそっと私の体から離れた。
名残惜しいけど、私はまだ仕事が残っている。
ここは我慢して仕事に戻らないと。

私「ごめん、戻るね。でも、ありがとう」
西原「うん、残りの時間頑張ってね」

もう少し一緒に居たい気持ちを抑え、私はロッカーを出ようとした。
出る前に西原さんに1つだけ質問をした。

私「ねぇ。確認のため聞くけど、私のことは好きじゃ無いんだよね?」
西原「うん。期待させるようなことさせておいたけど……。ごめんね」
私「ううん、それで良い。私のこと、好きにならないで。」

良かった。
これで西原さんの口から好きって言われたら、西原さんの家庭を壊すかもしれないから。
仮に体の関係を持ったとしても、私は絶対に奥さんと離婚してなんて言うつもりは無い。
西原さんの心まで欲しいとは思わない。
私は西原さんと時々会って食事したい。
西原さんと仕事がしたい。
ただただ、西原さんの側にいたい。
例え、この想いが報われなくてもいい。
それだけで今は幸せだから。

そう思ったら、少しだけ気が楽になったような気がした。
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