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禁断背徳の鎖外伝・影の功労者
第7章 暗躍
『随分周到な心掛けだが‥どういうつもりだ?』
端末から見ているが、簡単に折れるお嬢さんに、吉田春夫は訝しんでいるよう‥かなり用心深い。
『逃げれないと‥
どんな事をしても逃げれないと分かったからー
ぁたしは‥あなたに従います‥‥
ぁたしをメス犬に‥奴隷にして下さい』
「「・・・・・」」
お嬢さんの判断・・・
彼奴を油断させる為にも、服従の言葉を口にする事が一番安全かつ効果的な方法と踏んだ。
それくらい自分だって理解出来る‥
絶対不本意だって事も‥‥
『くっ‥くくく‥
やっと墜ちる気になったかメス犬‥‥』
『はい‥‥』
『では、忠誠の証に、この俺のモノをしゃぶれ‥
少しでも歯を立ててみろ、ただでこの部屋から出れると思うなよ!』
『・・はい、喜んで‥‥』
服従したと思っている彼奴の最低な言葉‥
この男は何人もの女性を、こうして墜として快楽に浸って来た。
「・・・・・・」
チラリと横を見れば、歯を食いしばってモニターを見詰める遠藤の姿。
遠藤にすればお嬢さんのこの姿は耐え難く、そして考えたく無いけど男性的興奮を誘うんだろう。
演技とはいえ、片思いの女性が男を誘う仕草‥
それに惹かれない男なんて居ない。