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優しいヒトに虐められてます。
第6章 さすがにこれは・・・!
膝下に、ひんやりとした
ヌルヌルの手触り。

ヌルヌル感が少しくずぐったい。
彼の手が足先に来た時、思わず
声が出てしまった。
「ひゃっ」

「あんまり変な声出さないでよ」
そう言いながらも、大津川の手は
隅々まで丹念にローションを塗りたくっていく。

「あんっ」
足裏を触られて思わず変な声が……

「『あん』?」
「あ、いや……くすぐったくて……やんっ」
今度は足の指の間。

足先が終わると、スカートの裾を
少しめくりながら膝上まで塗る。

反対の足も同じように塗っていく。
手触りや力の入れ方は
不本意ながらそこそこ気持ちよかった。
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