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優しいヒトに虐められてます。
第6章 さすがにこれは・・・!
「さて、リラックスできた?」
大津川がハルの隣に来て顔を覗き込む。

「リラックスの反対の言葉がわかりませんが
リラックスの反対ならできた自信があります」
「あらら」

彼は気にする様子もなく笑いながら
ハルに両手を見せた。
それぞれの手にローターが一つずつ。
ハルはようやく本題が始まるのだと悟った。

彼がハルの腰から足にかけて
バスタオルを数枚かけた。

何も言わないけど、冷えないように
ってことかな……

どんなにからかおうと、ハルへの配慮は欠かさない。
そういうところに、ハルは彼への抵抗の
気持ちを奪われるのだった。
彼になら、身体を預けても大丈夫。
そう思わされる。

大津川は椅子を引いてきて、腰かけた。
ハルの身体の上へ身を乗り出す。
「じゃあ、今度は両方の胸、行くよ?」
「はい……」
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