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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり

講義が終わると、ハルは待ち合わせ場所に向かった。
その日は二人の友人と、テレビで紹介された
お手頃価格で食べられる
フレンチレストランへ行くことになっていた。
「ここ、ここ!」
この日の食事を提案したチエミが
興奮気味にお店を指さす。
「ほお~。フレンチってやっぱ、高級店じゃなくても
オシャレなんだね~」
と、ハルは店の外観に感心した。
「うわー、なんかもういい香りしおる~!」
ハルのもう一人の友人ユカは、動物的な感覚の持ち主で
常人の3倍以上の距離から匂いを嗅ぎ取る
ことでハルたちの中では有名だ。
このユカがハルを窮地に陥れるのは
約40分後、食事を終えて店を出る時のことだった。
その日は二人の友人と、テレビで紹介された
お手頃価格で食べられる
フレンチレストランへ行くことになっていた。
「ここ、ここ!」
この日の食事を提案したチエミが
興奮気味にお店を指さす。
「ほお~。フレンチってやっぱ、高級店じゃなくても
オシャレなんだね~」
と、ハルは店の外観に感心した。
「うわー、なんかもういい香りしおる~!」
ハルのもう一人の友人ユカは、動物的な感覚の持ち主で
常人の3倍以上の距離から匂いを嗅ぎ取る
ことでハルたちの中では有名だ。
このユカがハルを窮地に陥れるのは
約40分後、食事を終えて店を出る時のことだった。

