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優しいヒトに虐められてます。
第7章 おねだり
ハルは店のトイレに入ると
スカートをめくってパンツを下ろした。

うわぁ、やっぱり変な角度になってる……

ローターをもう少し深く入れ、うまく
固定できたことを確認してからパンツを戻した。

膣が微妙に濡れていたのは些細な問題に過ぎない。
そう言い聞かせて水を流し、手を洗っているところで
不意に携帯が鳴った。
大津川からだ。

「……もしもし」
「もしもし。調子はどうかなーと思って」
「別に普通ですけど」

「普通に濡れてきてる?」
「ッ! 別に濡れてません!」
「おかしいな~。
そろそろ濡れ始めてもいい頃なんだけど」

「知りません。
あ、ところで、お風呂とかって大丈夫ですよね?」
「ああ、うん。もちろん」
「そうですか。それだけ聞きたかっただけです」

「もう一度言っておくけど、ムラムラしても一人で
致しちゃったりしちゃ――」
プツン。

言い合いをした時の熱は冷めていたようだったが
気付くと切ってしまっていた。
また怒らせてしまっただろうか……

……気にしてもしょうがない。
ハルはトイレを出て二人の元へ戻った。
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