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優しいヒトに虐められてます。
第8章 下ネタしりとり
信じた私がバカだった!
「さっきの幸せを返せっ!!」
そのまま足で相手の腹や胸を蹴りまくり、寝台から蹴落とした。

「ぐおっ」
背中から落下してゴン、と音がする。
一瞬静まり返った部屋に、ハルは少し心配するが
すぐに寝台の縁に手が伸びてきた。

「いってててて……ひどいなぁ。
強烈ビンタとかセクハラとかマジ蹴りとか」
「ひどくない! ただの報い!」

「え~? でもさっき『あんっ』とか言って
明らかに感じてたじゃん。それでセクハラとか
言いがかりもいいとこっていうか……」
「あ……あれは……」

彼はハルに言葉を紡ぐ時間を与えず続ける。
「それに『幸せ返せ』って言うのも、むしろこっちのセリフだよね。
ハルは胸を揉まれることで幸せを与えられていた側でしょ?」
「い、いや、だから……」

「僕の方こそ途中でビンタされて蹴落とされて、胸揉む幸せ
返してよ、って感じなんだけど」
「いや、でも明らかに今のは」
そっちが悪かったでしょ、と言うよりも先に

「というわけで、もう少しおっぱい触らせて~」
再び彼がハルの胸に飛びついてきた。
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