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第8章 下ネタしりとり

「フッ……フッ……フッ……フッ……」
トウキくん、だんだん息が……
言葉にするとまた強がって気持ちよくなろうとしないかも
しれないので、呟きは心の中にとどめておく。

「ハル……」
来たっ！
「ん？」
自然な返事を意識する。

「もうちょっと、力込めて握ってくれる？」
「あ、うん……このくらい？」
ハルの手は彼の陰茎をしごきながら、握る力を少し増す。

「もうちょっと」
「ん……こう？」

「もうちょっと」
ええ～！　これ以上強く握って痛くないの！？
それとも私が女子だから強く感じるのかな……
ハルは少し思い切って手に力を込めた。

「んっ……！」
「だ、大丈夫？」

「うん。それくらいでいいよ」
「わ、わかった」

そのまま扱き続けると、彼の息遣いがどんどん
深く短いものに変わっていった。

「トウキくん、イク時はちゃんと言ってね」
「ぐっ……わかったよ」
フフ。トウキくんがいつも私に言う言葉だけど
今回は私の言葉。