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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
「床が石のタイルになってて、オブジェクトもたくさんあるから
きっと足音が響かないんだよ」
『ふ~ん。猫ってあたたかそうな木の床を好みそうな印象だけど
そこは冷たい石の床なの? 変わってるね』

「う、うん。でも床暖房だから、冬場もあったかくなるみたい」
それっぽい嘘を並べると、何だか本当にチエミを騙そうとしている
ような気がしてくる。

ご、ごめんねチエミ!!

『へぇ~。で、鳴き声がしないのは何で?』
「猫は遊ぶのに夢中になっているときは鳴かないんだよ?
知らなかった?」

嘘を本当のことの中に混ぜるとより騙しやすいと聞く。
ほんとにごめんねチエミ!!
ああ、罪悪感が!!

『あ、確かに猫の動画でもそんな感じな気がする……』
何とかごまかせたようで、ハルは心底ほっとした。

気を遣って手を休ませてくれていた大津川が
お仕事を再開する。
「んぁっ……」
不意打ちになったおかげで声が漏れた。

『あのさー……猫に何されてるのかは知らないけど
そんなエッチな感じの声出すと、変な風に思われるから
気を付けた方がいいと思うよ?』

エッチな感じの声、ではなく、実際にエッチなことされているので
正真正銘エッチな声なんです……

「ご、ごめん。気を付ける……」
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