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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
嘘を嘘で塗り固めれば、いつか必ずボロが出る。
延々とブロックを重ねてタワーの高さを増し続ければ
いつか崩壊するのはどんなにおつむの弱い子供でもわかる。

――が。

そんなことわかってる!!
わかってるからやめてって何度も言ってたのに……

大津川に指示されたハルは、もはや崩れるとわかっていても
嘘というブロックを積み重ねることを
やめることは許されない。
(そしてまだタワーが低いうちに自ら崩すことも許されない。)

ならばもう、すでにグラグラと揺れているタワーが
崩落しないよう神様か仏様に祈りながら
上手に嘘を積み重ねて何とかこの場を
やり過ごすしかないではないか。

「あー、椅子の音はね、たまに猫ちゃんが
近くにあるアンティークの古い椅子に飛び乗るから
その時の音だと思う」
『へぇー……』

ぐっ……明らかに不審がられてる!
でも、まだ確信するには至ってない、って感じかな。
う~~~っ!
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