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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
「えっとね、実は今、仰向けになって猫に踏んでもらうっていう
マッサージを受けてるの。身体の上におやつを置いて
猫が乗ってきて踏んでくれるの。
体重が四本の足に等分されるから、ちっちゃい子だと
すごく気持ちいいの。それにすごい至近距離で下から
かわいい顔が見られるし。今このお店では流行ってるんだって」
手帳に書かれた内容を説明し終え、ハルは心の中で一息つく。
『ふ~ん。まあさっき横になってるって言ってたから
辻褄は合ってる気がするけど……』
「けど……?」
何かおかしなところあったかな……
トウキくんが考えてくれたからないと思うけど……
チエミの指摘は予想外のものだった。
『いや、それにしても急に饒舌になったなぁって。
しかもまるで用意された原稿を読んでるみたいに
淡々とした口調だったし』
ギクッ。
マッサージを受けてるの。身体の上におやつを置いて
猫が乗ってきて踏んでくれるの。
体重が四本の足に等分されるから、ちっちゃい子だと
すごく気持ちいいの。それにすごい至近距離で下から
かわいい顔が見られるし。今このお店では流行ってるんだって」
手帳に書かれた内容を説明し終え、ハルは心の中で一息つく。
『ふ~ん。まあさっき横になってるって言ってたから
辻褄は合ってる気がするけど……』
「けど……?」
何かおかしなところあったかな……
トウキくんが考えてくれたからないと思うけど……
チエミの指摘は予想外のものだった。
『いや、それにしても急に饒舌になったなぁって。
しかもまるで用意された原稿を読んでるみたいに
淡々とした口調だったし』
ギクッ。