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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
ハルの睨みなどものともせずに、大津川は
足を開いてハルの背中を自分にもたれかけさせた。
ハルの身体は後ろに倒れ、股間がオープンな状態になった。

ハルはこれの意味するところを知っていた。
ずばり、体勢による感じ方の変化。
体勢が変われば愛撫された時の感じ方は大きく変わる。
しかもこの仰向けに近い状態はアソコが感じやすい体勢だ。

どうやら本気でハルにスリルを味わわせるつもりのようだった。
まあ、トウキくんのことだからぎりぎりで
止めてくれるんだろうけど。
――おそらくかなりぎりぎりのところで。

だが、万が一放送事故ならぬ通話事故になった場合・・・

ハルはチエミの前で絶頂するところを想像した。
チエミの携帯から聞こえてくるハルの快楽の叫び……
ぶるぶる、っと妄想を振り払うように首を振る。

(もうやめて!)
ハルは頭上の顔に向かって口パクした。
聞いてくれないならちょっとした脅迫まがいのことさえ
厭わないつもりでいた。
――のに、耳元で、優しく囁かれた。

だいじょうぶだから。

っ……!
耳に触れた吐息で頭がくらーっとした。
甘い囁き声一つで、ハルは身も心も完全に縛られた。
ずるい……

彼が両手でスカートの中のハルのパンツを脱がす。
ぁっ……もう……

膝まで下ろされたところで、再びスカートの中に入ってきた
彼の手が、ハルのクリトリスに優しく触れた。
んっ……
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