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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
二本の指での優しい圧迫。
とても優しい、ゆったりとした愛撫のおかげで
ハルは声を出すことなく、快感に身を浸すことができた。
息が多少荒くなってしまうのはこの際どうしようもない。
『なんか気持ちよさそうだね、ハル』
「うん、すごく上手だから……」
大津川がもう片方の手で自分を指さし、首を傾げた。
僕のこと? と尋ねているらしい。
「ふふ」
『えっ、何笑ってるの?』
「だって、なんか……ううん、やっぱ何でもない」
『ええー』
この状況なら、あえて無理に声を抑える必要もないかもしれない。
ハルは喉から出てくる喘ぎ声を抑えることをやめた。
「んっ………………っ……はぁぁ……」
今なら「気持ちいいマッサージを受けています」ということが
相手に伝わるだけだ。
それに、ちょっとスリルがあって楽しい。
――とは口が裂けても彼には言えない。
とても優しい、ゆったりとした愛撫のおかげで
ハルは声を出すことなく、快感に身を浸すことができた。
息が多少荒くなってしまうのはこの際どうしようもない。
『なんか気持ちよさそうだね、ハル』
「うん、すごく上手だから……」
大津川がもう片方の手で自分を指さし、首を傾げた。
僕のこと? と尋ねているらしい。
「ふふ」
『えっ、何笑ってるの?』
「だって、なんか……ううん、やっぱ何でもない」
『ええー』
この状況なら、あえて無理に声を抑える必要もないかもしれない。
ハルは喉から出てくる喘ぎ声を抑えることをやめた。
「んっ………………っ……はぁぁ……」
今なら「気持ちいいマッサージを受けています」ということが
相手に伝わるだけだ。
それに、ちょっとスリルがあって楽しい。
――とは口が裂けても彼には言えない。