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優しいヒトに虐められてます。
第9章 ここは猫カフェだから
『どうすごいの?』
『んっ……ナカも……クリも……振動すごいっ……ッ!』
ギシギシッ……

『ローター動かしてもいい?』
『う、うん………………あっ、うぅんっ……んぅぅっ!』

人間というのは不思議なもので、急に視覚を封じると
聴覚からの生々しい情報は妄想を促してくれる。

イヤフォンを耳に付け、目を閉じて股間を触るチエミの
脳内は、淫乱を極めた妄想に没していた。

ハルの喘ぎがより興奮度を増すと、チエミの妄想は
さらに発展していく。
今やチエミは、ハルの喘ぎに自分を重ね
エッチが下手なはずの彼氏に物凄い快感を
味わわせてもらっていた。

『はぁっ、はぁっ…………あぁぁっ!
もう、もう、ムリかも……フッ……んあッ!』
ギシッ、ギシッ、ギシッ……
ハルが相当身悶えしているのか、ベッドの軋むような音が
激しくなってくる。

『もうちょっとだけ焦らさせて。
そしたら絶頂も大きくなるから』
『んっ……あっ、あんまり長くっ……焦らさないでね……っ』
『うん』
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