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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
所要時間の20分ほど歩くと
次第に木々が疎らになった。
やがて、西から斜めに
黄色い日の射す広い場所に出た。

足元は、芝生のようにふかふかした
短い下生えに覆われて途絶えている。

ところどころ地面が
むき出しになっているあたり
以前は何か建物でもあったような
人跡をうかがわせる。

柵や遊具、花壇のない
自然公園のようなものに見えなくもない。

風通しはさらによく、黄色い日差しは
ポカポカと森一番の暖かさだ。

小規模だが、花畑のようになっている
ところを見つけると
乙女心をくすぐられたように
胸がじわっと熱くなった。

「何だかメルヘンチックな世界観だね、監督」
「だからこそ、この場所を選んだんだよ。
今回はちょっと童話っぽいのを撮りたいからね」

「しゃべるウサギさんでも出てきそう……」
「……ふふっ、ウサギさんは君だよ」
監督が何かぼそぼそと言ったが
少女の耳には届かなかった。

「ん、何か言った?」
「いや、この向こうにコテージがあるよ」
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