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優しいヒトに虐められてます。
第10章 森で暮らす女の子のちょっとえっちな日常
本当は衣装を着忘れたりしたくないので
一度すっぽんぽんになって
一枚ずつ衣装を身に着けたかった。
が、さすがにさっきの今では
そんな勇気は出ない。

ブラだけだけつけたほぼ全裸になると
急にドアが開かないかビクビクしながら
袋からパンティーの入った
ビニール袋を取り出した。

淡いブルー、シルク系のつるつる生地
そして低面積という
普段は穿く勇気の出ない
セクシーかわいいパンティーだった。

それを穿き、ブラを外そうとしたところで
初めて気づく。

(ん……? セーターの下って
何着ればいいんだろう……?)

袋の中を手でガサガサしたが
少女がもってきたバッグには
ソックスとシューズしか入っていない。
メイク担当の男がもってきた袋の中にも
メイク用具が詰まっているだけだった。

仕方なく素肌に直接、ワンピース型の
白いセーターを着て玄関を出た。

やはり肌にチクチク来る。
特に乳首は少し痛い。

コテージの正面で、メイク担当が
意気消沈した様子でしゃがんでいた。

「あの」
と声をかけると、相手は振り向くなり
土下座で平謝り。
「ごめんなさいごめんなさい
本当にごめんなさい」

もういいですから、とは言わない。
彼が自分の意思で見てきたのは事実だ。
簡単に許すわけにはいかない。

「……セーターの下、何か着るものないんですか」
さっきのことにはあえて触れずに尋ねた。
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